悲しくて

 花のように美しく綺麗な心のまま散って逝く


　小林麻央さんがお亡くなりになりました。
あまりにも突然にまさかの訃報に心折れる思いです。
思えば、がんを公表されてから今まで多くに勇気をもらったあなたのブログ「KOKORO」
私自身も同時期にガンを罹患し、ガンと闘ってきました。
それは今も進行中の闘い。

　勝手な仲間意識をもち、麻央さんのブログに支えられていたと言っても過言ではない。
仲間が旅立つのは「辛くしんどい」こと、多くのがん患者が同じ気持ちなのではないでしょうか。
これからもつづくがん治療、共に乗り越えていきたかった。
現実はとても残酷ですね。

　多くの人に勇気を与えた麻央さんのブログ。
がん患者の置かれる立場や苦しみを世の人たちに広めてくれました。
それまで、ガンに関心などなかった人たちも関心を持ち、ひいてはがん検診に訪れた方もおられたのではないのかな。

　乳がん=女性　同じ病気で苦しむ方も勇気づけられたと思います。
抗がん剤による脱毛、ウイッグをつけた写真がどれだけ勇気がいったことか。
女性ですものね、ほんとうはそんな姿を見せたくなかったでしょうに。
あなたの勇気に敬服するとともに心よりお悔やみ申し上げます。
たくさんの勇気や励ましをありがとう。      

合掌。

　ネットには麻央さんを悲しむ投稿が数多くよせられている。
そのなかにこんな記事がありました。
たしかに同じ病気で亡くなる方を知るのは辛いけれども落胆することはない。
個々に事情は違うのだから、自分を重ねるのは良くないと綴られていました。
そうですよね、確かに辛い出来事ですが、それによってガンと闘う気持ちをそがれてはなりませんよね。
そんなことは麻央さんも望んではいない。
残ったものは闘っていくしかないのですから。

　多くのがん患者の皆さん、亡くなられた数多くの方の分まで生きぬきましょう。
日々、進歩する医療を信じて寛解を目指して心強く歩いていきましょう。
私は仕事ができるまでに回復しました。
確かにつらい差別的なことガンの無理解から受けるパワハラめいたこともあるでしょう。
でも、あきらめない。
自分のため、家族のために生きていかねばなりません。
緩和ケアの力を借りながら、モルヒネの力を借りながら寛解を目指しましょう。
私は幸せです。

　ガンになりながらも励ましてくれる家族や仲間がいる。
仕事もある。
前向きに生きぬいた麻央さんのように笑顔を絶やさず、周りの方に甘えていく。
自分ひとりじゃたかがしれている力も多くの人の手を借りれば物凄いパワーになる。
負けるな自分、偉いぞ自分、そう思いながら毎日を歩いていく。

　そして、同じ境遇の仲間と語り合うことができればいいですよね。
そんな場に私のブログがなれればいいのにと思っています。
一度はあきらめかけた命から働けるまでになった私の経験が役立つなら幸いです。
共有しましょう、ガンを友に生きていきましょう。
そう願わずにいられなかった悲しい出来事でした。

サイト運営者


追記・・・抗がん剤の副作用で便通に苦しんでいましたが、豆腐を三食食べるようにしたところ便通の問題が改善しました。大豆の力か私には合っているようです。
そんな些細なことの積み重ねで寛解までいけるといいですね。何が自分に良かったのかを日々の生活の中から見つけ出せたら大きな力になっていくように感じています。
豆腐のおかげじゃないのかもしれませんが、思い込む心も大切だとは思いませんか。
同じがん患者、助け合っていけたらなと思っています。
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