2017年2月7日火曜日

World cancer Day





連携する癌治療



 癌という病は日本だけのものではない、世界を視点に据えれば多くの方々が癌と闘っておられるのですね。
2015年には880万人という多くの方が癌で亡くなっておられます。
その数は年々増加傾向にあり、癌治療の難しさを物語っているのではないでしょうか。

 世界対がんデーというのがあるそうです。
100国以上の医療機関、350を超える団体が参加し、国際がん連合(uicc)が癌の意識向上、予防、検出、治療といった目的で定めた癌の記念日。
初めて聞くその名前に世界で多くの方が癌と闘っておられる。
同じ癌と闘ってる私には心強くもあり、まだ見ぬ治療法があるのだろうと勇気をもらいます。
日本においても3人に一人が亡くなると言われる癌、世界との連携でより良い癌治療を推進されることを願います。

 抗がん剤の副作用を抑えるためにモルヒネの量の調整を始めた私。
まずは今までより多く服用することに決めました。
まだ、10日ほどですが、一日当たりの量を倍にしその効果を試しています。
始めたころには眠気が強く出ましたが、日増しにその副作用も薄れてきて肝心の痛みも治まっているように感じています。効果がありそうな予感です。
痛みを抑えることができれば、仕事も続けていける。そして、生活も安定しだす、良いサイクルを回していければ実験は成功といえるのですが、最終的な目標はモルヒネの量を減らすこと、真逆のことへの挑戦です。





がん対策基本法



 癌と仕事の両立に多くの方が困難と感じている現実を変えていくにはどうすればよいのか?
ある一人の国会議員から始まった癌対策基本法、企業に対して癌患者の雇用の継続を求め、働きやすい環境を整える、国や地方公共団体にも、事業主に対し癌患者の就労に関する啓発や知識の普及への施策を講じるように定められています。
しかし現実は課題が山積、私の働く会社も戸惑っているのが現状です。
 
 私から変えていければという思いで日々業務をこなしていく中、感じるのはやはり癌に対する知識不足。
担当部署がより多くの癌に関する知識を持っていれば働きやすい環境が整うと思います。
そのためには会話ですよね、癌患者がどんな治療をしながら働いているのか?私の現状を話すことで理解が深まるのではないでしょうか。
もし、これから新たに癌を患った社員さんが出てきても困らないようにするのが私の理想です。

 世界から見れば、私の経験など小さなことです。
しかし、私ががんを克服し生きながらえることができたならば、一つのデーターとして役立つのではないかと?このブログにて発信をつづけて行きたいと思っています。







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