渡瀬恒彦

　悲しいですね。
あ～あ悲しい、名優が一人旅立ちました。
渡瀬恒彦さんが逝った。
何故？
元気になられると思っていたのに。
残念でなりません。

私の大好きな俳優さん、癌と闘っていられると知ってから妙な親近感が芽生え、共に癌に打ち勝つぞとひそかに心で思っていた私です。
私もガン患者。
渡瀬さんも頑張っている、私も負けずに頑張ろうと思っていました。
それなのに天は無情です。
春がすぐそこまで来ている時期に旅立たれるとは悲しいですね。

　今朝の訃報に私の心はひどく落ち込み、仕事も上の空。
心に空白ができたように、ただただ悲しみに包まれています。
十津川警部はもう見られません。
大好きだったサスペンスドラマ、放送を楽しみに毎回欠かさず見ていました。
それも終わりですね。
好きな俳優さんがどんどんいなくなる寂しさ。
あ～あ、悲しいですね。
時代は移りかわり、やがて平成の世も終わる。

　ガンと仕事の両立を目指し、日々抗がん剤の副作用のなか「渡瀬さんも目指していると」思い込み、共に生きている連帯感を勝手ながら感じていた私。
多くの人たちが癌に打ち勝つために頑張っている。
この先、どんな困難に直面したとしても頑張れるのは心の支えがあるからです。
勝手に渡瀬さんを癌と友に生きる仲間と思いながら癌に打ち勝つ日まで・・・・・。
寂しさが募ります。あ～あ、悲しい。

　深い悲しみに包まれながらも私は負けない。
渡瀬さんも最後まで諦めなかったはずです。
お兄さんの渡哲也さんの悲しみを思いながら、明日から心新たに頑張るしかない。
全力で生きていく、残された私たちの使命とも言うべき癌との闘い。
ガン患者のみなさん、癌を友に頑張ろう。
ガンをコントロールしながら癌を友に生きていく。

　新しい抗がん剤も日々開発されています。
きっと何年か後には癌も治る病気になっているはずです。
その日が来ると信じて頑張りましょう。
共に、ガンで逝った仲間のためにも。


最後に渡瀬恒彦さんのご冥福を心よりお祈りします。


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（心乱れて乱筆乱文をお許しください。）